「まだ時間が掛かりそうですか?」いつもは黙って待っているだけのお前が、今日に限ってせかすな。どうしたんだ。「今日は2月14日です。お忘れですか。」ああ、今日はバレンタインデーとか言う日だったな。「私がとしあき様に仕えて、チョコレートをお贈りしなかった年は有りません。オプション設定を利用しなければ、私はその義務を果たそうとするだけです。」だが、今日中では間に合いそうも無い。部品も無ければ、俺の目も指も衰えている。…悲しそうな顔をするなよ。なあに、この疲れと寒さに凍えた体が癒されるように、直ったら早速暖かいシチューでも作ってくれればいい。「でも、それでは、私のこの感情はどうすればいいのですか?」半世紀もの間、おまえと一緒に過ごしてなぜオプションを設定しなかったのかわからないのか?「言いたくは有りませんが」おっと、その先は言わなくていい。少なくとも俺は今日もお前と一緒に過ごしている、それだけでいいんだ。「わかりました。としあき様は私を必要としている、そういう事ですね。」なんだ、わかってるじゃないか。さあ、もう少しの辛抱だ。
懐かしいものを見せてもらった ありがとう
懐かしい・・・思い出してまた涙が・・・
心が温まった… このすさんだバテレンタインの夜に奇跡を見た。
今宵はあとエクスタCが見れたら言うことはない。最高のバレンタインデーであったと心の底から言える。
バレンタインにコレとは、なんとも感慨深い…
名作あげー
偽の人か。だがいい仕事だ
懐かしさに鳥肌立った何とも言えない空気のあるシリーズだったな
全話持ってるからまた読み直してみるか・・・
懐かしくて変なため息出た