[ホーム]
二次元裏@ふたば
俺はとしあき、花の小学2年生。昨晩、家出した俺をぬこのおっちゃんが見つけて一晩泊めてくれた。朝、家に連絡すると言ったおっちゃんが電話に向かった隙にうどん屋を出た。ごめん・・・帰りたくないんだ。・・・当ても無く歩き、十字路に立ち止まる。左に行くと水銀燈が働いてる痔悪化飯店がある。・・・今は、会いたく無い・・・。真っ直ぐ行くとパチンコ屋がある。母さんがアダムと打ちに来てるかもしれない・・・。・・・右の道を歩く。と、道の真ん中に佇む小さな人影が見えた。あれは・・・人形?「ウォォ〜アンマァエアウエァ〜クハッ!キャハ!ケヘァ!カハァ!」「・・・?」「チッ知らねぇのか、まぁいいや」「・・・何か用・・・ですか?」なんとなく敬語を使ってしまう。「帰れ」「な・・・」「事情は知ってる、メールでな。・・・お前が悪い、帰れ」「なんで・・・!」「口に出して言わなきゃ誰も何も解っちゃくれねぇよ、それが親でも、だ」「・・・!・・・け、けど・・・言ってもどうせめどがられるよ・・・」「駄々こねればいい」「そ、そんな事!」「していいんだよ、自分の事解ってるか?小学校低学年、年齢一桁、お前はもっと我が儘でいい」「・・・」「・・・じゃあな、この道は危険だから引き返した方がいいぞ」
人形は去っていった。・・・俺はそのままふらふらと先に進む。ゴオン!!突然背後に轟音が響き、体が宙を舞う。目端に映る24hの看板。地べたを転げながら思い出す。・・・そうか、この道は・・・コンビニ前を通る道だった・・・。・・・爆発に巻き込まれて足首を捻ってしまった。びっこ引きながら、なんとかコンビニを通り過ぎ、川沿いの道に出た頃にはもう日が傾いていた。ここを左に行くと多分、いつもの通学路と繋がるんだろうな・・・。足首がズキズキと痛む。お腹も空いた。・・・けど・・・嫌だな・・・家には・・・帰りたくない・・・。肩をグイッと掴まれる。驚いて振り向くと、母さんが立っていた。「・・・母さん・・・?・・・どうしてここ」パンッ・・・・・・頬が熱い・・・母さんに叩かれたの・・・初めてだ・・・母さんのこんな顔を見るのも・・・。
おもしろかったです
やっぱりコンビニは危険だな
上中下の長編に僕の心は張り裂けそうです
初めて母らしいめどいを見た
なにこのせつない話。・゚・(ノД`)・゚・。
雛さんはやっぱり漢らしいな
めどいさんが必死になって探すところ想像して。・゚・(ノД`)・゚・。
雛苺…さん?
雛さんカコイイ
ぁぁもぅ! なんてもどい家族だ!
いい話じゃないか・・・そ れ よ り も 雛 苺 は?
「としあき・・・母さんにあんまりめどい事させないでッ・・・!」(半泣き)