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ひどいさんより頭一つ分は背丈のあるえむいが「炒飯」と野太い声で注文を告げる。偽者である事は判然としているが、ひどいさんときたら、「こんにちはえむいちゃん、炒飯ですね」といつもの調子で受け答えするから呆れたものだ。そいつはひどいさんが注文どおり炒飯を持ってゆくと、にわかにジャーンジャーンと鳴り響く銅鑼の音とともに「わははは」と声高らかに笑い出した。そしておもむろに自らの顔面をむんずとつかみぐいと引っ張ると、えむいの顔がびりりと破ける。その裂け目から顔を現したのはちょび髭の男であり、諸葛亮孔明その人であった。「まんまと我が計略にかかりましたね?私が炒飯を注文する事で、あなたは私のもとへ炒飯を運ばざるをえなくなった。そう、あなたは私の掌で踊っていたのです」ふん、これはおおかたひどいさんいじめの一環だろう。しかし、ひどいさんの次なる言葉は彼の予期せらるる範疇を超えていたようだ。「あの、私えむいちゃんが成長すると孔明に孵化するなんて知らなかったので驚いてしまいました。おめでとうございます」孔明はバックベアードの如く目を見開き、唖然とする。計略は失敗である。
孔明が敗れた!?
ひどいさんはやっぱり俺の嫁
孔明に勝つ女、ひどいさん!
策におぼれおったな!孔明!
いつもいつも流石だな
銅鑼どこに持ってたんだ
このロリ…コン…
>長い>1行にまとめろ。全員バカ。
いや、二段トラップだな。痔悪化が孔明かこの孔明の中身がMeとか
オチが秀逸やるな
ゲェーツ!じゃーんじゃーん
ええい、しばいさんを呼べっ!
ひどいさんの すごい 天然
天然は天才よりもすごい
>天然は天才よりもすごい馬鹿と天才は紙一重って言うしね
深夜なのに大笑いしてしまいました…ッ。ひどいさんってば最高ッ!
コレほどまでに孔明が見事に敗れたことがあっただろうか。
文豪乙
すごいなぁ。なんでこんな面白い展開思い付くんだろう
どうか、どうか御肛門を御自愛ください・・・。つ[ボラギノール]所で、最近の投下は週末と週の中ごろ(水曜位?)ですか?
こんな夜更けに大爆笑w