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ガララと戸を開け、奇妙な生物が店に足を踏み入れる。身体中が青く、箱のようなずんどうな体から文字どおり生えたような手足。自己主張の強い唇が、その風貌からは想像もつかぬ重低音の渋い声で、注文を告げる。「牛丼」 「酷いです･･･そんなのメニューに無いのに」バイトのひどいさんは相も変わらず失礼だ。お客に対して酷いなどと言う輩があるものか。俺の炒飯に不可能は無い。玉葱と牛肉の炒飯に牛丼風の味付けを施してみると、メニューに加えられるほどの味に仕上がった。しかし、その牛丼炒飯を青い生物が口にしたところ、激昂して雄叫びを上げた。「ぶるああああああ！！こぉんな物ぉ牛丼じゃぁねぇええええ！！！！」牛丼じゃないだと？当たり前だこのとんちきめ、これは牛丼炒飯。牛丼でもなければ炒飯でもない。頑なに牛丼を要求する生物を、なんてぇ偏屈な野郎だとじろりと睨んで、気付く。この生物、ずんどうだと思っていたが、よく見ると頭部が頬の辺りから一段前に出っ張っている。･･･成る程、これはまごう事無き頭でっかち。頑固な筈である。
どこかに芥川か夏目を感じた
なんだこの反応に困るＳＳ
なんだこれこれなんだ
上手いな
牛丼は口にするのか
何を冷静に分析してんだ！
どんな料理も炒飯ベースか
意味わかんneeeeeeeeeeeeeeeeeee！！
なんだか素敵だ
なんだこの昭和の息吹は
また馬鹿がきたぞー！
痔悪化文才あるな
しかしこれもTシャツの中の物語だった
どいつもこいつも今日はすげぇな
母さん 痔悪化も おかしくなっちゃったよ
しかし好物は豚丼
センスあるなぁ。スレ「」は。
牛丼チャーハンくいてー
文豪っぽい
旨そう
オチが普通に上手いな。
レスしにくいがすごく気に入った
点々(…)が少ないと読んでしまう
まぁ何だ。いわゆる一つの馬鹿だろ・・・。あとひどいは俺の嫁。
続き読みteeeeeeeeeeeeeee!!!
つか、バイトがひどいさんかよ
カジシンのゑゐりあん奇譚を思い出させる文体、ネタだな
今まで読んだＳＳの中で一番だ・・・
いやこれはすごくいい読ませてくれる文だ。
なんか文の流れに引き込まれる
文豪な雰囲気だ
基本に忠実なＳＳは久々に見た
たぶん、物書きとしての基本的なレベルが高いんだろうな。読みやすいし、うまい。
すごい夏目風味だ
こいつは･･･ラノベじゃない。文学作品の匂いがするSSだ。
最近勢い系が多いからこういうのはありがたいよ。
ｽﾚ「」は文豪「」と名乗るがいいと思う。
たまにこういうのが居てくれると嬉しい
褒めすぎじゃないかしかし、面白いのでそれも致し方ないか。久々に腐ってない痔を見れて満足だ
>身体中が青く、箱のようなずんどうな体から文字どおり生えたような手足。バルカンかと思ったぞ
１３行でこれだけ丁寧に描写して、きちんとオチまでつけられている文章はなかなか見られないと思った。素直にうまいと思う。
ラノベじゃないのが凄く嬉しい。これだよ。現代に足りないのはこれなんだよ
スレ「」次はラグクラフト調に書いてみてくれないか。
思いついた時で良いのでちょっとづつ書いて下さい
文学作品好き「」って結構居たんだな。もっとライトな作風を求めてると思ってたよ･･･
冗談抜きでスレ「」は文章力あると思う。すらすら入ってくる文体に、シャレた言い回し。文体に惚れるってのは初めてだ。
悔しい… でも非の打ち所がみあたらねー。
銀座カリーの箱の裏にこんな感じの昭和風味な小話が載ってたよな
>文学作品好き「」って結構居たんだな。もっとライトな作風を求めてると思ってたよ･･･ラノベ好きなやつに小説好きを名乗って欲しくないな
文学の香りが漂うのは何故なのだろう
>ラノベ好きなやつに小説好きを名乗って欲しくないな正直なんでこんなバカが湧くのかがわからんお前は何様だ相手する俺もバカですね。寝よう
オヤ痔！炒飯くれ！
スレ「」は誉められて嬉しい反面ネタレスがかえってこなくて寂しいに違いない
>ラノベ読まないやつに小説好きを名乗ってほしくないな
面白ければいいじゃないか次を待ってますよ
むしろ、改変しただけとも気づかずに…の可能性も･
夏目漱石の坊ちゃんを読んで、あんな文章が書きたいと思って書きました。雰囲気出ていたなら嬉しいです。言葉を大して知らないし、本もあまり読まない人間なので、文豪「」はちょっと名乗れません･･･。
会話文主体じゃなくてもよかったんだ･･
スレ「」ＧＪ！とても夏目風味だったぜ！
何度も読み返したくなるな。
いや、読んでこれなら充分じゃないかねえ。最近のSSが長くなる傾向に一石投じる意味でもよいできだと思うよこれぞスクリプトである。
>相手する俺もバカですね。寝よう 俺も寝るぜ
言い切りが小気味いい文体だ苦悶式最終教材までいったからわかる
