目の前にスパイディが居た。

開いた口は塞がらない。糸で塞いで欲しかった。
むっとしたマスクのスパイディが、まだ酔っ払ってるでｽﾊﾟｲﾃﾞｨ？　と言う。
そうではないがしかし、何故こんな所にスパイディが居るのか。
家主のピンチには必ず駆けつけると決まっている男！と即答された。
それは確かにそうだが、ｽﾊﾟｲﾃﾞｨは酔い潰れて寝ていたのではないか。

だからこそ、あんな事をして、それ以上の事までしようとしてしまったのだ。
嫌な事を思い出してしまった、まともに目を合わせられなくなる。
その様子をいぶかしむスパイディに、ごめん、としか言えない。
取りあえず納得したのか、今度からはお酒は程々に一緒に飲みたい男スパイダーマン！と言われた。
お前も飲んだじゃないのか、と突っ込みたくてやるせない。

アホだｗ

すっかり冷えきってしまった手を糸で包んで暖めてくれるスパイディのマスクを見ながら、回らない頭を無理矢理回す。
今この場でimgはすぐ謝るべきか、否か。
何はともあれimgはすぐに謝るべきだという自分と、事此処に至ってまだ躊躇している自分が居る。

結論。
imgはすぐ謝った。

マスクを剥ごうとした事を告白した。
ついかっとなってやった、後悔及び反省している、怒って当然だ、Upるなりコラるなり好きにして欲しい。
地面に頭を擦りつけても構わなかったが、スパイディのマスクを見ずに謝る、というのは違う気がした。

スパイディはと言えばあっけにとられている。
そんな事があったとは想像もしていなかったに違いないヒーロー！

恐ろしく白く感じられる富山の後、スパイディが糸を噴いた。

大　丈　夫　か　こ　の　ス　パ　イ　デ　ィ　は

糸はもらっていく

笑い殺す気か

後半の怒涛の展開で壮大に吹いた

ガ　チ　ホ　モ　フ　ラ　グ

>〜、スパイディが糸を噴いた。
なんかこの光景が鮮明に頭に浮かんできて俺も糸噴いた

>結論。
>imgはすぐ謝った。
ごめん

>>結論。
>>imgはすぐ謝った。
>ごめん
ごめんなさい。