なんだこれは

くそ！Gifだったか！
ふいをつかれた！吹いた！！１

何か食べていこうか、なんて言ったは良いものの、何処に行くのかなんて考えてなかった。
座って生中二つ、と口走った時点で激しい後悔に襲われる。
どうして居酒屋なんだ、もっと他にあるだろう。
メニューとマスク越しに見えるスパイディはいつもの様にきょろきょろと店内を見回している。
可愛い、が問題は解決しない。
どうして居酒屋なんだ、問題点はもっと他にあっただろう。

家主との外食、随分と久しぶりな男スパイダーマン！
今年に入ってからは初めてではないだろうかと推測する男！
初めて入るお店、慣れた様子で注文する「」。
物珍しくて、ついつい周りを見回す男スパイダーマン！
普段「」は、こういうお店で、ああいうものを食べているのかと思う男！
しっかり味わおうと意気込む、今度そっくりに作って驚かせてやろうと意気込む男スパイダーマン！

ひとりは、神妙な面持ちで箸を運び、ひとりは、神妙なマスク持ちでそれを見つめる、もとい、盗み見る男！

公孫樹の葉の敷き詰められた道を、スパイディと歩く。
立てたスレにレスがつかない、そんな状況。
酔いはとうに醒めてしまっている。
右頬に当たる、さらさらとしたマスク感触と。
右腕に押し当てられている、その、いわゆる、スパイダースーツ。
虹裏までの、果てしなく長い道のり。

思い切れば、後は早い男！下戸ーダーマン！
私は酔っている男、酔っ払っている大t個、真っ直ぐ歩けない程に、酔っ払っているスパイダーマン！
だから仕方無い、寄りかかっても仕方無い、思いっきりしがみ付いても、仕方無い男スパイダーマン！
ほっそりとした「」の肩に腕を廻し、自分より小柄な家主に身体を預ける。
困ってる気配が伝わるけれど、意に介さない男スパイダーマン！
虹裏までの、少しだけの短い道のり。

この家路が、ずっと、続いていれば良いのに。

もうなんか元ネタを見てからこれをみると切ないんだから面白いんだか
わけのわからん状態になるぜ。