二次元裏@ふたば 目当ての映画館へ到着する。
次の上映まで少し時間がある、間に合って良かった。
思っていたより「」が居ない、良い席を取る事が出来そうだ。

「飲み物でも買ってくる」

それなら俺が行く男スパイダーマン!と言う前に「」は売店へ行ってしまった。
それにしても、何とも間の悪い男スパイダーマン。
でも、いかにも家主らしいと言えば、家主らしい。
上映前の銀幕を瞳に映しながら、左手を少しだけ握る。
ごつごつとしていて、スパイディより随分と小さなてのひら。
恐る恐る握り返してくれた、確かな力。

「…ふふっ」

前に並ぶ、俺同士と思しきアベックのはしゃぐ姿。
少し選択が虹裏っぽかっただろうか、と今更になって思う。
流石に自分の映画を選択する程の度胸は無いのだが。
虹裏っぽい映画ってどんなだ・・ 今日は来ないのかと思っていた男! 改めて、全身タイツ男、純情!! 俺同士のアベックが一番面白かった
といったら絶望するだろうか
元ネタの自由度が足りなかったか、キレが落ちてると感じた。 「スパイディ、なんでスパイディにはスパイダーセンスなんてものがあるんだと思う?」
「私はね、私がこうやって映画みたり就職活動したり家事をやってくれたり、
そんな、スキンシップのために存在してると思うんだ」
正面を向いたまま、私はスパイディのマスクの間に手を入れていた。温かい。
スクリーンの中では白人の学生たちが嗜むようなキスを、笑って繰り返している。
「ところで映画は見ています?」マスクの下の頬を指でなぞる。幸せってきっとこういうものだ。
「スパイディ、帰りにケーキ屋へ寄ろう。我慢したくないんだ」
「そんなお金はない男スパイダーマン!。今月は苦しいからアイスかコーヒーだけじゃないと思う男!」
「それは興冷めだな、映画を語らう場所ではないと思う。家まで我慢しよう」
そうですね、それがいいと思う男!今日は自分が眠るまで、「」と遊んで欲しい男!
もちろんさ。
スパイディが私の手を握ってくる。ちょっとだけこっちを向いて片目を閉じて、前を向いた。
だったらちゃんと映画を見ましょうね。お金を払ってるんですから。
>左手に握っているチケットは既に皺くちゃになっている。
>左手に握っているチケットは既に糸まみれになっている。
これが思いつかない辺り
>キレが落ちてると感じた。
のご指摘は正しいでしょう…orz。精進します。
>「スパイディ、帰りにケーキ屋へ寄ろう。我慢したくないんだ」


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画像ファイル名:1114621719757.gif-(201233 B)アニメGIF.サムネ表示.
201233 B05/04/28(木)02:08:39 No.24429086 03:15頃消えます
公孫樹の葉の敷き詰められた道を、「」と歩く。
出来るだけ、ゆっくり、ゆっくりと。
僅かな時を、惜しむ様に、歩幅を合わせてくれる、あの人に甘える様に。

「手、繋ないでもよいかと訊ねる男?」

繋いだ手の柔らかさ、握り返してくる確かな力に面食らう。
歩みが遅かったのは気乗りがしないからでは無い様だ、ようやく安堵する。
左手に握っているチケットは既に皺くちゃになっている。
05/04/28(木)02:10:10 No.24429128
目当ての映画館へ到着する。
次の上映まで少し時間がある、間に合って良かった。
思っていたより「」が居ない、良い席を取る事が出来そうだ。

「飲み物でも買ってくる」

それなら俺が行く男スパイダーマン!と言う前に「」は売店へ行ってしまった。
それにしても、何とも間の悪い男スパイダーマン。
でも、いかにも家主らしいと言えば、家主らしい。
05/04/28(木)02:11:40 No.24429170
上映前の銀幕を瞳に映しながら、左手を少しだけ握る。
ごつごつとしていて、スパイディより随分と小さなてのひら。
恐る恐る握り返してくれた、確かな力。

「…ふふっ」

前に並ぶ、俺同士と思しきアベックのはしゃぐ姿。
少し選択が虹裏っぽかっただろうか、と今更になって思う。
流石に自分の映画を選択する程の度胸は無いのだが。
05/04/28(木)02:12:24 No.24429188
虹裏っぽい映画ってどんなだ・・
05/04/28(木)02:12:33 No.24429193
今日は来ないのかと思っていた男!
05/04/28(木)02:13:10 No.24429207
改めて、全身タイツ男、純情!!
05/04/28(木)02:13:39 No.24429219
俺同士のアベックが一番面白かった
といったら絶望するだろうか
05/04/28(木)02:14:31 No.24429237
元ネタの自由度が足りなかったか、キレが落ちてると感じた。
05/04/28(木)02:16:13 No.24429285
「スパイディ、なんでスパイディにはスパイダーセンスなんてものがあるんだと思う?」
「私はね、私がこうやって映画みたり就職活動したり家事をやってくれたり、
そんな、スキンシップのために存在してると思うんだ」
正面を向いたまま、私はスパイディのマスクの間に手を入れていた。温かい。
スクリーンの中では白人の学生たちが嗜むようなキスを、笑って繰り返している。
「ところで映画は見ています?」マスクの下の頬を指でなぞる。幸せってきっとこういうものだ。
「スパイディ、帰りにケーキ屋へ寄ろう。我慢したくないんだ」
「そんなお金はない男スパイダーマン!。今月は苦しいからアイスかコーヒーだけじゃないと思う男!」
「それは興冷めだな、映画を語らう場所ではないと思う。家まで我慢しよう」
そうですね、それがいいと思う男!今日は自分が眠るまで、「」と遊んで欲しい男!
もちろんさ。
スパイディが私の手を握ってくる。ちょっとだけこっちを向いて片目を閉じて、前を向いた。
だったらちゃんと映画を見ましょうね。お金を払ってるんですから。
05/04/28(木)02:20:01 No.24429413
>左手に握っているチケットは既に皺くちゃになっている。
>左手に握っているチケットは既に糸まみれになっている。
これが思いつかない辺り
>キレが落ちてると感じた。
のご指摘は正しいでしょう…orz。精進します。
05/04/28(木)02:22:37 No.24429501
>「スパイディ、帰りにケーキ屋へ寄ろう。我慢したくないんだ」


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