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05/04/25(月)01:18:06 No.24337775
鍵を開ける時、「」はいつも少し手間取って、ただいま、と部屋に入ってくる。 よく帰ったスパイディ!
今日もお疲れ様だ!お風呂にするスパイディ?、ご飯にするスパイディ?、それとも… と抱きついて労ってあげたいが実際問題、居候の自分にそんな度胸も愛嬌も無い。 だから、おかえりなさいと言う男!スパイディ!と精一杯の笑顔を見せる。 微かに感じる疲労の色合いと、家主の優しい微笑、それが嬉しい。 「」がお風呂を済ませるまでに夕食を作り上げてしまおう、とびきりの夕食を。
暗い天井裏、布団の中で思い出す。 思い切って変えてみた夕食の味付け、家主はおいしいよ、と誉めてくれた男! 飛び上がりたくなる気分な男!
今夜は中々寝付けないかも知れない。 明日の朝も早い、「」を起こしてはいけない、目を閉じて眠りに落ちる様努力する。 実装石が400匹を超える頃、「」が起き上がる気配を感じる。 そういえば今日の夕食の時、いつもより水を飲んでいた様な気がする。 美味しくて水で流し込んで…という考えを振り払い、味つけが濃かったせいだと自分に言い聞かせる男…
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