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05/04/24(日)01:01:08 No.24306645
昼食は得意先と食べる事が多い。 これもビジネスの内だ、味気ない蕎麦を啜る、取引の話は続く。 随分愛想笑いが上手くなったな、と思う。 2kの顔を思い出す、そうすれば顔がほころぶ、気も紛れる。 帰宅まで後四時間。
元々付き合いは良い方じゃなかった、定時になればすぐ家に帰る。 2kの居るあの部屋に。
安普請の扉を開ける、2kがおかえりなさいと迎えてくれる。 言葉も無く抱き締め、そのまま押し倒してしまいたくなる。 ただいま、と返した事しかない。 仕事中に溜め込んだものと、一日の疲れを熱めの湯で洗い流す。 達者になったというより、まだまだお達者、と言った方が相応しいか。 聞こえてくる鼻歌に、少しだけ胸が痛む。
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