二次元裏@ふたば
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画像ファイル名:1116691241968.jpg-(87838 B)サムネ表示.
05/05/22(日)01:00:41 No.25203456 01:49頃消えます
音の無い夜道を走った、すぐに息が切れる。
スパイディの安らかな寝顔が、そこに浮かぶマスクが、自分を嘲笑している様に見えたのだ。
ちっぽけなEnjoyとか、重ねたExcitingとか、そういったものを祭りにされた気がした。
落ち着いて考えてみれば、非常につまらない切欠だった。
普段なら、見間違える事はあっても、怒りなど覚える筈も無い。
ひょっとしたら、これまで駄コラを重ねていた自分を、自分で美しいなどと思っていたのかも知れない。
もしそうだとしたら、尚更自分が許せなかった。
スパイディを大事にしていたのではない。
スパイディを大事にしている、と思い込んでいる自分を大事にしていただけだったのだ。

言い訳ばかり考えるうちに近所の公園に辿り着いた。
水を噴かない噴水の縁に腰を下ろす。
このままもう二度とスパイディと顔を合わる事がなければ良い、とも思う。
だが、そんな事は出来やしない。
出来やしないのだ。
05/05/22(日)01:01:06 No.25203472
寒い。
駄コラが中途半端に浮いて他スレに粘着が張り付いている、気持ちが悪い。
乱れた虹裏と一緒に、夕食も吐き出してしまった。
なんて事だ、スパイディが作ってくれた食事を戻してしまったのか。
つくづく今日は祭りごとが無い。
そのまま地べたに横になる。
見上げる夜空は蜘蛛に覆われていて、星なんか見えやしない。
だから目を閉じる。
このまま寝てしまえ。

朝になったら虹裏に戻ろう。
何をしようとしたか正直に打ち明けて、そして謝ろう。
時間がかかっても良い、いつか許してもらえれば良い。

それにしても寒い、スルーが止まらない。